女性ホルモンの分泌やバランスをキープする、お手軽な方法はあるのでしょうか?実は食生活を見直すと案外簡単に女性ホルモンの維持や改善ができるんです。理想的な食生活やおすすめ食品をご紹介します。

手軽な食事ばかりだとホルモンバランスを狂わせる

日々の仕事や心の状態によっては、毎日の食事がおざなりになってしまうことも多々ありますよね。ですが、食事が適当になることは、ホルモンバランスが狂ってしまうことにつながってしまいます。まずは、どのような食品に気をつけるべきか確認してみましょう。

コンビニ食、加工食品、ファーストフード

コンビニで売られているおにぎりやお惣菜、レジ前にあるホットスナックやファーストフード店の食べ物には、多くの場合、化学調味料が豊富に含まれています。

この化学調味料には体内のミネラルを奪う作用があり、ホルモンの分泌を阻害してしまいます。

あまりコンビニの食事などに頼っていると、PMSや冷えを悪化させてしまうこともありますので、最近コンビニ食やジャンクフードが多くなっている方は、ぜひ一度食生活の見直しをしてみることをおすすめします。

トランス脂肪酸

植物油から生まれた人工的な脂肪酸であるトランス脂肪酸は、摂取量が多くなると悪玉コレステロールが増殖してしまう恐ろしい脂肪酸です。

こちらも、PMSの症状を悪化させるものなので、摂りすぎるとホルモンバランスが狂ってしまいます。

食品添加物

普段目にするお惣菜やお菓子などに入っていることが多い、保存料や着色料などの食品添加物。こちらも女性ホルモンに悪影響を及ぼすものとして知られています。

食品添加物が体内に入ると、肝臓がそれに反応します。肝臓は食品添加物を「毒」として認識し、すぐに解毒しようと過剰にはたらき始めます。

添加物フリーの食材を食べた時に比べ、肝臓が酷使されてしまうため、ホルモンに対する肝臓のはたらきが弱まるだけでなく、肝臓自体がオーバーワーク状態になるため肝臓が本来持っている解毒作用も弱くなってしまいます。

その結果、食品添加物などの悪い物質が体内に蓄積されやすくなり、ホルモンを正常な状態にキープできなくなる危険性も生じます。

過度なダイエットもホルモンバランスを崩す原因に

食品だけでなく、ダイエットにも注意が必要です。食事制限中心のダイエットは、栄養が偏り、ホルモンに悪影響を与えかねません。

例えば、過度なダイエットでは1つの食材のみ食べ続けるダイエットや、パンやご飯などの主食を抜くものもありますね。

このようなダイエットでの栄養の偏りによって、女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンどちらかの分泌に偏りが出ることが明らかになっています。

これらのホルモンのバランスが偏ると、生理周期が乱れやすくなってしまいます。心当たりがある方は、栄養が偏ってしまう食事制限ダイエットを早期に見直すことをおすすめします。

女性ホルモンのために良い食品と食べ方のポイント

ここまで、女性ホルモンに悪影響を与える生活習慣や食品をご紹介してきました。では、女性ホルモンを守り、助ける食材にはどのようなものがあるのでしょうか?今日から食事に取り入れるべき食材と食べ方のポイントをご紹介します。

効果的な食材

女性ホルモンのバランス維持・分泌促進に効果的な栄養素と食材をご紹介します。どれもスーパーで簡単に手に入り、普段のお料理に使いやすいものばかり。少しでもかまいませんので、ぜひ普段のお食事に取り入れてみてくださいね。

たんぱく質

女性ホルモンを活性化させるために不可欠な栄養素です。

実は、女性ホルモンはたんぱく質から作られています。たんぱく質を摂ることによって女性ホルモンをより活性化させることができますよ。

たんぱく質を含む主な食材
  • 赤身の肉(脂身が多いと消化に時間がかかるので避けたほうがベター)
  • 鶏ムネ肉
  • 大豆(大豆に含まれる「大豆イソフラボン」には活性化に効果的!きな粉やお豆腐などから摂取するのもおすすめ)
  • 卵(魚卵でもOK。栄養素豊富で排卵をサポートしてくれますので、排卵日が近づいたら積極的に取り入れてみましょう♪)
  • 青魚(DHAやEPAが豊富で、女性ホルモンの生成を促進してくれます)

バナナ

バナナには、エストロゲンの代謝とセロトニン生成に欠かせないビタミンB6が豊富に含まれています。

女性ホルモンの活性化に必要なセロトニンは腸内で作られるため、腸内環境を改善してくれる食物繊維を豊富に含んだ食品がベストです。バナナは食物繊維もビタミンB6も豊富なので、女性ホルモン活性化に理想的な食べ物といえます。

海藻類

ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富にもつ「栄養素の宝庫」と言われている海藻類。毎食1品に入れるだけでも、便秘が解消され、ホルモンバランスを調整してくれますよ。

ナッツ類

ナッツにもバナナと同じくビタミンB6が豊富に含まれています。

また、ミネラルや亜鉛、鉄分も多く含んでおり、血糖値のバランスを整えやすくなります。血糖値が整うことで、自律神経も整い、ホルモンバランスもより整えやすくなります。

女性ホルモンのために意識したい食習慣

女性ホルモン活性化・分泌促進のため、食習慣を意識することは食生活を改善することと同じくらい意味があることです。食習慣が変わると、女性ホルモンが活性化されやすい体づくりができるだけでなく、よりヘルシーな体を作ることもできますよ。

朝食を食べるようにする

「朝はちょっと食欲が…」と、朝食を抜く人は少なくないのではないでしょうか。本来、私たち人間は、空腹感をほどよく感じながら起床できるようになっています。

朝は食欲がない…という方は、もしかしたら体のホルモンバランスが偏っているのかもしれませんね。自律神経のバランスが崩れていると、女性ホルモンのバランスも崩れてしまいます。

まずは自律神経のバランスを整えるためにも、少しの量でも良いので朝食を取りましょう。噛む行為で体内が活性化し、自律神経のスイッチの切り替えができますよ。

温かい食事を増やす

女性ホルモンと強い関係性をもつ自律神経は、冷えにとても弱いです。まずは自律神経を守るべく、温かい食事を積極的に増やしていきましょう。

特に夏場はアイスや冷たい飲み物を楽しみたくなりますが、女性ホルモンのことを考慮すると避けたほうがベターですね。

温かい食事を増やすことで、内臓の代謝もアップしますので、体の機能も高まり、体もデトックスされやすくなるというメリットも得られますよ♪

女性ホルモンのためにも栄養バランスの取れた食事を規則正しく食べよう

女性ホルモン活性化に効果的な食品や理想的な食習慣をご紹介しました。食生活のバランスが崩れがちな方は、まずは1日3食、バランスのとれた食事をとることから始めてみると、女性ホルモンが活性化されやすい体を作りやすくなるはずです。

みなさまが規則正しい食生活で快適な毎日を過ごせることを祈っています!